2015年09月11日(金) 記事No.1153
昨日は朝から香川県に行く予定だったが

朝になって師匠が亡くなっていて葬式があると知ったので午後に変更をした

お参りだけを済ませて帰らせてもらった


大学を卒業して勤めたのは他の事務所で7年半いた

その時に入りたかったのは師匠の事務所だったのだが

今は雇う予定がないと断られた

仕方なく他の事務所に就職をしたのだが

面接の時に騙されていて

知ったのは勤め始めて1週間経った時だった

一級建築設計事務所とのことだったが一級建築士がいなかった

定年退職した他人の名義を借りていたのだった

私が一級建築士になってからは私が管理建築士になった

所長は結局、一級建築士に合格出来ないままだった

どこか勉強の出来る事務所に替わりたいと思うようになった

当時の職業安定所に行って探していると

なんと、以前に入りたいと思っていた事務所が募集をしていた

面接に行くと、即採用になって

すぐに来てほしいと言われたが、今の事務所をすぐに辞めることは出来ないので1ヶ月半待ってほしいと待ってもらった

明くる日に勤めている事務所の所長に退職を申し出て1ヶ月半後に他の事務所に勤めることを了承してもらった

ただ管理建築士になっているので名義を貸してくれる人が見つかるまで待ってくれと言われた

名義貸しは今では犯罪だが、当時は役所も見て見ないふりだった

師匠にそのことを伝えて承諾をもらったが、早く返してもらうように釘をさされた

正式に勤めるまでの1ヶ月半の間は、忙しいので仕事が終わってから手伝ってくれと言われて

仕事が終わってから師匠の事務所へ手伝いに通っていた


8月中旬に面接に行って、10月1日から師匠の事務所に勤め始めた

それから自分で事務所を始めるまでの間、2年半お世話になった

今の家内も師匠の世話で見合いをして結婚したので仲人にもなってもらっていた

弟子には厳しい人だった

結婚が2月で独立が4月1日だったので3月31日で退職をした

独立を決意したのは、知り合いの紹介で、ある喫茶店の設計の依頼を受けて

建築主との打ち合わせから工事完了まで一人で担当をした

それまで一度も褒められたことのなかった師匠が完成した建物を見て褒めてくれたことだった


それから30年経った

当時30歳の自分からみたら年寄りだと思っていた師匠は53歳で

今の私より若かったのだ

新居浜の設計業界をリードしてきた人だった

寄ろうと思いながらずいぶん足が遠のいていた

たぶん10年くらい前に事務所を閉めていた

享年83歳だった


まだ10年は仕事を頑張らないとなあ


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