2016年04月02日(土) 記事No.1362
私の父親は元大工の棟梁

現在89歳で引退をして15年くらいになる

入母屋の純和風農家住宅を建てていた

40年くらい前にはヒノキやケヤキを原木で買っていた

ケヤキは床の間の床板や違い棚に使い

ヒノキは座敷の柱や入母屋の破風板などに使っていた

倉庫にはそれらの高級材や半端ものの自然乾燥した木材が多く残っている

数年前に割烹の設計をした時にお祝い代わりに6mものの台湾ヒノキのカウンターを1枚だけ使った

そのカウンター1枚だけで店内が引き立ったが

それが分かるのは客のうちで100人に1人もいないだろう

工務店は墨つけから刻みまで出来る人だったが

長すぎて自社で加工ができなくて製材に依頼していた

それはまだマシな方で今時の大工は墨つけさえ出来ない人がほとんど

プレカットが99%以上になっているのが現実だ


これらを活かせるのは宮大工クラスしかいないのだろうか?

これらの木をふんだんに使い建築をするには坪単価が70万円以上の予算がいるのだが

坪70万円なら大手ハウスメーカーが売っているのと大差がない

私が設計をすると父親が建てていた農家住宅ではない和風にするだろう

そういった建築主さんを見つけたい

想像するだけでワクワクする


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