2014年02月26日(水) 記事No.422
三菱地所が設計・監理をして業界最大手の鹿島が施工中の億ション ザ・パークハウス グラン 南青山高樹町 の工事が中断されています。

工事の不具合が発覚したのは2013年12月。住戸の契約者らが閲覧するネット上の掲示板に、関係者を名乗る人物から「部屋内は躯体打ち込み時に衛生などの縦の配管用のスリーブ入れ忘れによるコア抜き多数」といった書き込みがあった。
合計約6000ヶ所の配管スリーブの内約600ヶ所が不備で約200ヶ所でコア抜きしたため鉄筋を切断したというものです。

鹿島ほどの大手になると何重にもチェック機能があって、監理をしている三菱地所にしても同じくチェック機能があるはず。
しかしミスは起こってしまい、隠蔽しようとした可能性もある。

と言うよりも、このケースは氷山の一角にすぎず、発覚しないで完成をした建物は数多くあると思います。
発覚をしているほとんどが関係者からの通報なので、通報をする人がいない場合はそのまま隠されてしまいます。

現在は調査中ですが、あばら筋を切断しているくらいなら構造計算をやり直して安全という結果になるのではないでしょうか。
いくらコア抜きをしても、まさか主筋の切断はありえないでしょう。
主筋を切断していれば大変なことですが、そこまでバカじゃないと思います。

つまりこれは人為的なミスに加えて、事態を軽視して暗黙の了解的なところがあると思いますね。
しかし、この発覚はこれからの工事について警笛を鳴らすという意味ではよかったと思います。

人間のすることなのでミスは大なり小なりありますが、大事なのはミスを隠さず前向きに対処することです。
これは交通事故などにも言えるのですが、危険予想をすることが大事です。

私も設計の職業に就いて38年になりますが、今まで何度もミスをしました。
しかし、同じミスは繰り返しません。
過去のミスを覚えているので、特にその部分については慎重にチェックをするからです。

ただし私事ではありますが、自分の性癖については何度も重ねており「喉元過ぎれば熱さ忘れる」を繰り返している次第です。
でも最近喉の大火傷をしたので、喉の熱さを忘れないようにしようと反省をしています。
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