2014年11月09日(日) 記事No.614
27年前に既存店舗を取り壊し全面改装をした。

30歳で独立後3年目の作品だ。

当時は喫茶店と縁があり、これが4件目だった。

最初の店は11年目で古びて客足が遠のいていた。

他店舗の設計時に知り合ったニッカ珈琲の所長の紹介で依頼が来た。

前の店が古くさくなるのが早かったので、長持ちをさせたいとの要望だった。

他は全て私に任せていただいた。

後で私に設計をさせていただいた理由を聞いたら

奥さん「この人なら騙されることはないと思った」

マスター「ここまで期待をしてなかった」

どうも私の風体と出来上がった建物にギャップがあるようで複雑だった。

私の風体と作品とのギャップの話は、過去にはずいぶんとある。


この写真は改装後21年経って撮った
バーディー2

27年間で内装を替えたのは、ウェイトレスが立っている所の床が摩耗したので4枚張り替えただけだった。
バーディー1

マスターが高齢になり引退するので店を9月30日に閉めた。
バーディー3

テナントで入っているグランフジは27年間で2度にわたり店内の大改装をしたが

この店だけは改装の必要がなかった。

バーディーが閉店した後、11月1日に珈琲蔵という店がオープンした。

以前の面影はなく

作品が一つ消滅した。

私なら、思い入れが強すぎて

あそこまで徹底して変えることは出来なかっただろう。

よくもまあ、ネオパリエやステンレスを惜しげも無く

捨てたものだと感心するが

前店舗のイメージを払拭するにはそれしかなかったのだろう。



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